古本のリスク対策にセンサー付きの湿度計が役立つ

害虫の中には、紙を好む種類がいます。

いわゆる新書よりも古本の方が、害虫に狙われやすく細心の注意が要ります。ホームセンターなどで市販されている撃退グッズを使えば、無事に退治できることも多いです。ただ古本を書斎や自室に置き続けている以上、常に害虫発生のリスクとは戦わなければいけません。一度撃退しても、数週間後に再び発生する可能性があります。発生するたびに撃退グッズを利用する、ではいたちごっこになりかねません。

大切な蔵書を守り、効率よくリスクマネジメントをするならば、そもそも害虫がわきづらい環境を構築する事が重要です。年季の入った漫画本や画集が多い部屋には、センサー付きの湿度計を設置しましょう。そうすれば、センサー付きの湿度計が湿度を常に自動的に計測してくれるようになります。体感では分からない微妙な湿度の上昇もセンサー付きの湿度計なら敏感にキャッチし、ユーザーはいち早く対策に移れます。

本を好む害虫は湿気に呼び寄せられる性質があり、そもそも書斎や自室の湿り気を取り除いておけば、大量発生のリスクが予防出来ます。地域によっては雨季や夏場以外でも、高温多湿な状況になりやすいです。古本は虫以外にもカビに弱く、こちらも湿度を適度にコントロールする事で発生を上手く避けられます。湿気が高すぎると、古本のカバーやページ自体も変色したり変形しやすくなりますので、愛読書を今後も綺麗に保管したい方は早めに購入しておきたいところです。

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