湿度計のセンサーについて

湿度計(しつどけい)は湿度を測定する器具で、乾球温度と湿球温度の温度差から表により求める乾湿計や、湿球材の電気特性の変化をセンサーで測定する電気式湿度計があります。湿度計には大きく分けてデジタル方式とバイメタル方式の2つの方式があります。デジタル方式は、感湿剤の間に電極が挟み込んであり、電流の流れやすさを抵抗の変化で測定しています。検知速度はやや速く(数分間)、一般的な有効範囲は30%~80%です。

バイメタル方式は、金属に収縮率の異なる感湿剤を張り合わせ、湿度変化によって曲がるようにゼンマイ巻きになっています。検知速度はやや遅く(1~2時間)、一般的な有効範囲は35%~75%(おおむね20~25°)です。センサー付きの湿度計もあります。電子式の湿度センサーには、主に抵抗式と容量式の2種類があります。

抵抗式は感湿材料の吸湿/脱湿によって変化する抵抗値を捉えて計測します。容量式の場合は、感湿材料の吸湿/脱湿によって変化する静電容量をとらえて計測します。湿度センサーには様々な種類のものがあり、センサー素子のみのものもあれば、ICタイプもあります。選ぶときには、低温度でも計測することができるもの、応答速度が高いもの、小型で手軽なものを選ぶのが良いです。

また、使用しているうちに表面に不純物(汚れ)が付着し、感度や精度が劣化するため、開封後約1年間使用したら新しい音質度センサに交換しましょう。

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